気配についての雑感

気配についての雑感

神奈川県民ホールギャラリー『5rooms 気配の純度』に寄稿 気配と聞いて思い出すのは、初めて猟に同行し、一頭分の骨と肉を譲り受けた際の事だ。肉や筋を切り分け、油抜きした骨をアトリエの片隅にまとめて置いた。アトリエに入る度にその一帯に異様な気配を感じた。何度扉を開けてもやはりその周縁には他とは異なる生々しい空気が充満しているように感じられた。しばらく手を付けなかった為、この状況は二ヶ月ほど続いた。 » read more